梅酒の梅はいつ取り出すの?そのまま食べると栄養はどうなの?

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自家製の梅酒を作っているご家庭も多いと思いますが、梅酒の梅をいつ取り出すのかは意外と多い疑問だったりしますよね。

半年くらい?1年は大丈夫でしょ?

などなど色々な考え方があると思いますが、言ってしまうと梅酒の梅をいつ取り出すのか?という質問に対してはいつでも良いと言えそうです。

ただ、いくつかの注意点などはありますのでこちらで紹介したいと思います。また、梅酒に漬けている梅を食べる方もいらっしゃると思います。

そのまま食べても良いのか?そして栄養はあるのか?などの疑問点についても紹介したいと思います。

梅酒の梅はいつ取り出すの?

梅酒2

一般的には梅酒の梅は3ヶ月〜半年くらいだと言われていますが、実はそこまで神経質になるものでもありません。

特に梅酒の梅は漬ければ漬けるほど味が染み出してきて梅酒自体の旨味が増すと言われています。その為、梅酒をつける方の多くは半年〜1年くらい漬ける人も多いのです。

実際、私も試したことがあるのですが”半年漬けた梅酒”と”1年漬けた梅酒”とでは味の深みも全く違います。

ただ1年以上漬けている梅酒の場合、細かいカスの様なものが浮いてきて梅酒自体が濁ってしまう可能性もありますので濾して保存しておく方が良いと思います。

つまり梅酒を作るのであれば1年くらいは全く問題ありませんし、もし食べる場合でも旨みが増して美味しいと思いますよ。

また、先人の知恵で梅酒の梅はお腹を壊した時に1個食べると下痢が止まったりする効果もあるのだとか^^

梅酒の梅はそのまま食べれる?栄養は?

梅酒3

漬け終わった梅酒の梅を食べてみたいと思った人も少なくないはずです。

そもそも、梅酒の梅って食べれるの!?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、もちろんそのまま食べる事もできますし、たくさん漬けているのであれば、ジャムなどに再利用している方も多くいます。

食べ方は人それぞれだと思いますがそのまま食べてもOKなんです。

そんな梅の実なのですが実は色々な栄養成分が入っているんです。

梅酒の梅に栄養はある?

「梅の実なのだからそれなりにあるでしょう」

こう聞こえてきそうですが、その通り梅の実には色々な成分や栄養があります。その栄養が梅酒には滲み出ているわけですので梅酒自体も栄養価は高いと言えるはずですよね。

梅の実は強アルカリ食品でもあり、

  • クエン酸
  • リンゴ酸
  • ピクリン酸
  • カテキン酸
  • コハク酸
  • 酒石酸

などの強い殺菌作用・抗菌作用を持つ有機酸が含まれています。

疲れている体に梅を一粒食べると疲労回復に良いと言うわれるのも、このクエン酸などの成分によるものだったりするんですね。

また、梅肉エキスに含まれるムメフラールと言う成分には血の流れを改善する効果もあると言われていますので、梅の実を食べることで体質改善にも繋がりそうな予感もします。

こう考えると梅酒には多くの有効成分が含まれていたり、梅酒の実自体にも色んな旨味成分や栄養があると言えそうです。

先述したように先人の知恵などにも利用される事もありますが、もっと美味しい食べ方を模索している人も多くいます。

そこでいくつか梅酒の梅を使った料理をご紹介したいと思います。

梅酒の実を使った料理を紹介

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梅酒の実を使った料理は数えきれないくらい紹介されているので、全ては紹介することはできませんが、その中でも私個人的に美味しそうだな!と思ったものをご紹介したいと思います。

ペースト状にしてデザートに混ぜてみる

取り出した梅の実をペースト状にしてゼリーやアイスクリームに混ぜて食べるのもお勧めです。梅の味を感じることが出来るだけでなくアイスクリームなどに含めることで栄養価の高いアイスクリームができるはずです。

梅肉を使った味噌ダレ

梅の実と味噌、ポン酢を混ぜるだけで出来てしまいます。

カツオのたたきなどの香りの強いモノでも味噌と梅の風味によってうまく調和してくれます。

梅酒煮

鶏モモなどと一緒に煮絡める事で美味しい煮込み料理ができます。また、鳥モモ肉と梅酒はとっても相性が良く、梅肉を加える事で爽やかな風味をより一層楽しむことができます。

最後に

今回は梅酒の実はいつ取り出すのかについて、梅の栄養について紹介しました。梅の実って思っている以上にたくさんの栄養成分が含まれていて驚かれた方も多いのではないでしょうか。

梅酒の実は1年くらいで取り出しても良いですしそれ以上の2年、3年でも大丈夫と言えます。

お好きな時期に取り出してお召しになってみてはいかがでしょうか。