過去に3度あったと言われている焼酎ブーム、2000年以降に起きた第三次ブームが過ぎ、コロナ禍ということもあってか焼酎業界では厳しい状況が続いていると言われています。
その一方で第四次ブーム到来か?とも言われた2020年。
焼酎メーカーが高濃度エタノールを発売したり、フレーバー系焼酎を発売などと、これまでとは違ったことが起きているからとか…そんな焼酎ですが、
- 低カロリー
- 糖分ゼロ
- プリン体ゼロ
であることが特徴で、健康志向の人でもダイエット中の人でも罪悪感なく飲めるのが人気の理由かもしれませんね。
価格帯も幅広く原料や製法によって味わいが異なるので色々な楽しみ方ができるのも焼酎の特徴です。
さて、ここではその焼酎の賞味期限について紹介したいと思います。
というのも、家を片付けていたらいつのかわからない焼酎が出てきたんです。これはきっと第三次ブームのときのものではないかと!20年前は言い過ぎですが、10年以上は経っているのでは?
焼酎の賞味期限。。。飲めるのかどうか気になりますね^^
焼酎の賞味期限はどれくらい?
早速ですが、焼酎の賞味期限はどれくらいなのか。
未開封・開封後について調べました。
[未開封]焼酎の賞味期限
結論から申し上げますと,焼酎に賞味期限はありません。もちろん消費期限もありません。
なぜかというと、アルコール度数が高いので雑菌が増殖しないからだそうです。
焼酎はアルコール度数が20度以上と高いですよね。消毒液が不足したとき焼酎メーカーが消毒用のエタノールを販売するくらいでしたもんね。その為、焼酎自体に高い殺菌効果があるのだそうです。
[開封後]焼酎の賞味期限
未開封の焼酎に賞味期限がないことは分かりましたが、開けてしまったらさすがに無理なのでは?と思いますよね?
しかし、開封後も賞味期限はないそうです。
基本的にホコリや異物混入を避けるために蓋をしっかりとしめておけば問題ないそうです。ただし、開封することで風味は落ちるので早めに消費するにこしたことはありませんよ。
飲むにはちょっとという場合でも、料理用に使用することは可能だそうです。最後の1滴まで活用することができるのは嬉しいですよね!
未開封・開封後の保存方法について
賞味期限がないことが分かった焼酎ですが、どのように保管すれば良いのでしょうか。
[未開封]焼酎の保存方法
未開封の場合、直射日光を避けての保存がポイント。
日光があたると温度差が生じてしまうので焼酎の劣化につながるそうです。そのため、ガスコンロ周りなど高温になるところも避けたほうが良いですね。
[開封後]焼酎の保存方法
開封後の焼酎の保存は少し気を遣います。
まず、できるだけ空気に触れないようにすること。
消毒用のアルコールも蓋が緩いと蒸発してしまいますので。それと同じ感覚かもしれません。そして、開封したから冷蔵庫のほうが良い?と思うかもしれませんが、実は「NG」だそうです。
高温もダメですが、冷えて温度差が出てもダメだそうです。あまり低温にならない野菜室なら日光も防げるので良いそうですよ。
また焼酎はにおいを吸収しやすいので、近くに置くものにも気を付ける必要があります。
保存の際は、
- 蓋をしっかりしめ
- ラップを巻き
- 輪ゴム等でぐるぐる巻きにする
と良いでしょう。
そして涼しい暗い所に置いておくと良いそうですよ。きちんと保存すれば何年も楽しむことができるのも焼酎の良い所ですね。
焼酎の[詰口年月日]読み方は?どういう意味?
焼酎には賞味期限がないということでしたが、瓶などに表示されている日付きになりませんか?
これは瓶詰めをした年月日だそうです。これを詰口年月日と言います。
詰口なんて読むかご存じですか?
「つめくち」だそうです。
「つめぐち」ということもあるそうですが、聞いた話によるとつめぐちのように「ぐ」と濁ると酒が濁ることを連想させるため、濁らずにつめくちというそうです。
ちなみに詰口年月日は必ず記載しないといけないわけではなく、自主的に表示しているそうなので、必ずあるわけではないそうですよ。
まとめ
焼酎に賞味期限がないので、瓶をコレクションしていっても面白そうですね。
ぜひ参考にして頂ければと思います。